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◯委員長(津田 清君)[ 264頁]
ただいまから
予算決算委員会・全体会を開会いたします。
議案第60号から議案第68号までの議案9件を
一括議題とし、これより各
分科会長の報告を求めます。
まず、
総務分科会長。
2
◯総務分科会長(
森多久男君)登壇[ 264頁]
総務分科会長報告を行います。
当
分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料をもとに慎重審査した結果、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」のうち、
歳入全般及び歳出中
関係分につきましては、賛否の意見があり、
挙手採決の結果、賛成多数により原案どおり認定すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑や意見等の主なものは次のとおりです。
議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」、結論を出すに当たり、述べられた賛否の意見として、反対の立場から
新幹線推進費について、
新幹線整備に関しては、これまでのフリーゲージトレインの流れから、まだ紆余曲折がある。負担金の内容は
着工区間に係る線路の建設などだが、市民や県民は大きな賛成ではないと考える。よって、予算の適正な使われ方としては市民の理解が得られていないと判断していることから、本議案には反対であるとの意見がありました。
また、賛成の立場から、
新幹線開通に関しては、市民の多くが期待をしており、諫早市及び長崎県全体の
経済浮揚と
地域発展において極めて重要な役割を担うものになると考える。よって、決算については適正であり、今後、いかに新幹線を活用して地域を発展させるかの予算も必要になってくると思うことから、本議案には賛成であるとの意見がありました。
挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により認定すべきとの結論に至りました。
主な質疑及び意見としては、
歳入全般について、市税について、市民税では
令和元年と比較すると
コロナ禍で減少しているが、
財政計画の
歳入推計表を見ると市税に関しては令和5年度まではこうした影響があまり反映されていないようだが、市民税では
新型コロナの影響はないと考えていいのかとの質疑に対し、令和3年度については、ほぼ市民税の
課税状況は見えてきており、
新型コロナの影響はなく、令和2年度とほぼ変わらないくらいの
課税状況であるが、徴収において
新型コロナの影響が出る可能性はあると思われるとの答弁がありました。
分科会の意見として、歳入全体では令和2年度決算は
令和元年度と比較して大きな落ち込みはなかったが、令和3年度は
新型コロナの影響があると考えられる。今後の
財政運営においては危機感を持ちながら、例えば、令和6年度までは
合併特例債の活用ができるので、できるだけ
一般財源に負担がかからないように財政的に有利な市債を発行しながら事業を進めるよう求めるものであります。
歳出分関係分、2
款総務費、1項総務費、
庁舎管理事務について、
庁舎外壁のタイルの予期せぬ剥落により、緊急に予備費を使って
庁舎本館外壁改修設計業務を実施されたが、通常の
庁舎管理に係る
人員体制はとの質疑に対し、
庁舎管理の
人員体制については、
庁舎管理担当職員が2名及び
庁舎管理員である
会計年度任用職員3名の計5名体制であるとの答弁がありました。
また、
庁舎建設後、2年間は業者を交えて点検を行ったということだが、3年目からは全く点検は行っていなかったのか。また、今後の
庁舎管理の方針はとの質疑に対し、3年目以降は点検を行っておらず、建設後、数年でタイルが剥離する可能性がある情報を建設当時の
担当者は把握していたが、
担当者が異動するときにその情報の引継ぎがされていなかった。今後は、庁舎の
維持管理計画を改めて見直し、外壁等については3年間隔で簡易的な
チェックを行うとの答弁がありました。
分科会の意見として、
庁舎外壁のタイルの剥落は、
庁舎管理がしっかりされていればもっと早い段階で発見できていたと思われる。今後は、庁舎の外壁など大規模な補修が発生するような長い期間で管理していくべき特に注意を要する物件については、歴代の
担当者間の引継ぎを確実に行い、適切な
庁舎管理に努めるよう求めるものであります。
5項選挙費、
市議会議員選挙事務について、
諫早市議会議員一般選挙における
開票終了時刻が午前0時35分ということだが、時間を要した理由はとの質疑に対し、開票所において
投票者数及び投票率の集計に用いるパソコンの電源が入らなかったことにより確定が遅れたためである。また、投票日の直前に
事務局職員が体調を崩し、人員が減ったことにより、投票日当日の
最終チェックが十分にできなかったことも要因の一つと考えるとの答弁がありました。
分科会の意見として、
開票終了時刻が遅くなったのは、
選挙管理委員会事務局の通常の職員が少ないことも理由の一つと考える。選挙がある年は
会計年度任用職員の採用等で早めに職員を増やすなどして、不測の事態が発生しても誰でも対応できる体制にすることを検討するよう求めるものであります。
3
款政策振興費、1項企画費、
諫早市ビタミンプロジェクト事業について、支援した事業に、とによん
公園魅力発信事業として故郷の魅力や里山のすばらしさを発信するため、公園の魅力を写真等で紹介する
ガイド版冊子、ポスター、チラシを作成し、
市内小・中学校や
公民館等に配布したということだが、効果は表れているのかとの質疑に対し、冊子や
チラシ等を作成したことにより、公園を管理している
緑化公園課に対して問合せがあっており、効果は表れているとの答弁がありました。
分科会の意見として、
ビタミンプロジェクト事業については、
応募事業数が減ってきており、これまで採用した事業についても継続している事業が少ないと思われるので、事業の見直しを検討するよう求めるものであります。
3項
スポーツ振興費、
体育施設委託管理事務について、
指定管理者制度で運営されている
小長井田原グラウンドについて、令和2年度の
年間利用者数はゼロ人、
令和元年度も143人と
利用者が少なく、昨年の
決算審査においても今後の在り方については
指定管理者の意見を聞きながら検討してみたいとのことであったが、
指定管理者とどのような協議を行ったのかとの質疑に対し、
指定管理者である
田原自治会と2回協議を行ったが、自治会としては市で管理をしてほしいとのことだったとの答弁がありました。
分科会の意見として、
体育施設は体育に特化した利用が少ない場合であっても、別の用途での
地域活性化につながる利用がなされるのであれば市で管理をする理由になるが、
利用者が地元の方のみのような地域に密着した施設については、地元へ無償譲渡するなど管理の見直しを検討するよう求めるものであります。
体育施設営繕事業について、
体育施設内にある
トレーニングルームの機器の修繕はどのように行っているのかとの質疑に対し、
トレーニングルームがある
体育施設については全て
指定管理者制度により管理しており、機器の修繕については
指定管理料の中で対応している。また、買換えについては市で対応している。なお、老朽化の著しい機器が多く、部品がないものについては
買換え等で対応しているが、高価な備品でもあり、対応が追いついていない状況であるとの答弁がありました。
分科会の意見として、機器の買換え、修繕については
年次計画を立て常に支障なく利用可能な状態を保つよう、
指定管理者と
十分連携を図り対応すること、また、機器の面のみならず、施設についても
利用者に対してアンケートを行うなど、
施設利用者の声をよく聞き、対応が可能ならば改修を行い、利用しやすい施設にしていくよう求めるものであります。
4
款財務費、2項
契約管財費、
財産管理事務について、令和2年度の
普通財産の土地の
売却実績は43件、4,049万9,557円ということだが、最も高額で売却した場所と金額は。また、売却の手続はどのように行ったのかとの質疑に対し、最も高額で売却した土地は
森山西保育所の跡地で、売却額は2,436万4,000円であり、令和2年3月に
一般競争入札で公募したが申込みがなく、令和2年8月に先着順による売却で公募し、申込みがあったので売却したとの答弁がありました。
分科会の意見として、市民が有効活用できる
普通財産については、引き続き適正な売却に努めるよう求めるものであります。
3項徴税費、
ふるさと納税推進事務について、令和2年度は
事業費が約1億100万円で寄附額が約2億900万円であり、
令和元年度と比較すると
事業費は約2,000万円減少しているものの、寄附額は約130万円増加しており評価するが、今後、さらに寄附額を増加させるための取組は考えているかとの質疑に対し、
ポータルサイトでの返礼品の見せ方を改善するとともに、
ポータルサイトについては令和2年度に
1つ追加をしたが、今年度にも追加する予定である。また、
ウェブ広告などで積極的に全国の方々に
情報発信を強化したいとの答弁がありました。
また、
諫早市民が他自治体に
ふるさと納税をしたことにより、諫早市の
個人市民税はどのくらい減少したのかとの質疑に対し、
個人市民税の減少額は約1億1,000万円である。令和2年度については、本市への
ふるさと納税の額と経費、
個人市民税の減少を相殺すると、財源的な恩恵は得られていない状況であるとの答弁がありました。
分科会の意見として、
ふるさと納税は、地方の
公共団体が自ら財源を確保し、地域の活性化に向けた様々な政策を実現する手段であるため、他の
先進自治体の事例を研究し、
ふるさと納税のさらなる増加に努めるよう求めるものであります。
11
款消防防災費、1項防災費、
放送媒体活用事業について、
エフエム諫早による
市政情報の
放送実績はとの質疑に対し、
市役所インフォメーションを月曜日から金曜日は1日3回、土曜日・日曜日は1日1回、1回につき5分間放送しており、令和2年度は合計888回であった。また、その他、
災害発生時等に
防災情報を241回放送していただいたとの答弁がありました。
分科会の意見として、
エフエム諫早の
放送内容について、特に
災害発生時等の
防災情報については、
放送回数を増やし、市民にリアルタイムの情報を正確に放送することができないか検討するよう求めるものであります。
以上で、
総務分科会長報告を終わります。(降壇)
3
◯委員長(津田 清君)[ 266頁]
次に、
教育厚生分科会長。
4
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)登壇[ 266頁]
教育厚生分科会長報告を行います。
当
分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」のうち
歳出分関係分、議案第61号「令和2年度
諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第62号「令和2年度
諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」及び議案第63号「令和2年度
諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」につきましては、いずれも賛否の意見があり、
挙手採決の結果、賛成多数により、議案第64号「令和2年度
諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」及び議案第65号「令和2年度
諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」につきましては、いずれも
全会一致により原案どおり認定すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑や意見等の主なものは次のとおりです。
まず、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」のうち歳出中
関係分についてです。
結論を出すに当たり述べられた賛否の意見として、反対の立場から、
個人番号カード普及事務については普及率が22.1%と少なく、必要ないものと考える。また、
国民健康保険料引下げを目的とした
一般会計から繰出しがなされていないことから、本議案には反対であるとの意見がありました。
また、賛成の立場から、
個人番号カードについて普及率は低いが、国民の利便性の向上と事務の効率化が図られること、このカードが今後普及されることを期待している。また、
一般会計としては可決された
予算どおりに適切に執行されていることから本議案には賛成であるとの意見がありました。
挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により認定すべきとの結論に至りました。
主な質疑及び意見としては、6
款福祉費、1項
地域福祉費、
民生委員活動援助事業について、
民生委員・
児童委員の322名の定数のうち11名の欠員があるということだが、早急に補充しなければ、
近隣地域の
民生委員に負担がかかってくる。市として何か対策は検討していないのかとの質疑に対し、現在、県において
民生委員の
定数見直しが検討されている。その中で本市においても
定数削減の提案を受けたため、
自治会連合会や
民生委員・
児童委員協議会に内容を説明したところ、定数を削減すると現役の
民生委員にさらに負担がかかることから反対であるとの意見であったことから、県に対して再考を求めている。欠員のある地区については、近隣の
民生委員にカバーしていただいているところであるが、成り
手不足解消のため、
民生委員の活動しやすい
環境づくりに努めていきたいとの答弁がありました。
分科会の意見として、75歳という現在の
民生委員の
年齢制限の緩和やボランティアではなく
有償制度にするなど、成り手不足が解消されるような
制度改正を国へ要望することを求めるものであります。
6
款福祉費、2項
社会福祉費、2目
児童福祉費、
管理事務について、保育料の滞納について、
過年度分も含め、今後どう徴収していくのかとの質疑に対し、
令和元年度から
幼児教育・保育の無償化が始まったことに伴い、滞納額は年々減ってきている。無償化されていないゼロ歳から2歳児の現年度分の
滞納者については、電話や
文書催告で納入を促すとともに、
児童手当を保育料へ充当するなどの対策を講じていく。また、無償化以前の
過年度分については、
債務確認をした上で電話及び
文書催告で納入を促し、
滞納解消を図っていくとの答弁がありました。
7
款市民生活環境費、1項環境費、
し尿処理施設管理事業について、し尿の
くみ取り業務が減少しているが、
くみ取り業者の経営が難しくなることについて、業者との協議は行っているのかとの質疑に対し、
下水道整備区域の拡大等に伴う、今後の
くみ取り業務の動向について
意見交換を行っている。既に厳しい
経営状況の中、
くみ取り料金は据置きのままであり、今後の
経営継続は著しく困難との率直な意見を頂いている。し尿の量は減少するものの、
浄化槽汚泥の
くみ取り業務は引き続き必要であり、
し尿収集運搬業務は今後とも
市民生活に不可欠な業務であると認識している。これからも
意見交換や協議を行ってまいりたいとの答弁がありました。
分科会の意見として、
し尿くみ取り業務は利用する市民にとって必要な業務であり、業者から
業務継続に向けた切実な要望も出ている。5年先、10年先を見据えて水洗化が進むことで
し尿処理の業務量がどのように推移するかなどの計画性を明らかにし、今後も
業務継続できるよう検討を求めるものであります。
12
款教育費、3項
学校教育費、心の
教室相談事業及び心の
ケア相談事業について、心の
教室相談員・心の
ケア相談員が配置され、
児童生徒のいじめ、不登校、
家庭問題等の相談を受けたことにより
児童生徒の
学校生活はどう変わったかとの質疑に対し、心の
教室相談員・心の
ケア相談員は、いじめや不登校、家庭問題など担任の教員には直接相談しにくい様々な相談を受けている。その
相談内容を担任の教員に伝え連携した対応を図ることで相談した
児童生徒が安心して
学校生活を送ることができるようになったとの答弁がありました。
また、心の
教室相談員・心の
ケア相談員については
相談件数も多いようだが、増員など強化を図る予定はないのかとの質疑に対し、
相談員は20名であり、1人がおおむね2校を受け持っている状況である。
対応状況を見ながら必要があれば増員し、対応していきたいとの答弁がありました。
分科会の意見として、学校や家庭等での小さな悩み事でもひきこもりのきっかけにもなり得る。
子どもたちが安心して
学校生活を送る上で、
相談員は大変重要な役割を担っていると思われるので、サポートの
充実強化を求めるものであります。
12
款教育費、5項
学校給食費、
学校給食センター管理事業について、令和2年度に発生した
学校給食における
食物アレルギー事故と
異物混入事故について、
原因究明と今後の対応策をどう考えているのかとの質疑に対し、今回の
食物アレルギー事故は
魚アレルギーの児童がはんぺんと
魚介エキス入りの料理を食べたもので、保護者へ連絡し速やかに病院を受診したことにより
健康被害は生じていない。事故の原因は、
委託業者が対応食を出し忘れたことや
引率教員等の確認が不十分だったことなど複数の要因が考えられる。各学校と
委託業者には以前から定期的に
注意喚起を行い指導してきたが、今後はさらなる
再発防止を徹底したい。
異物混入事故については、虫や毛髪、トングの一部などの混入が16件発生しており、中でも虫、毛髪については
給食センター、学校で調査を行ったが、
混入経路は不明であった。引き続き
委託業者への指導を強化するとともに、学校とも連携を密にして
再発防止に努めていくとの答弁がありました。
分科会の意見として、
学校給食における
食物アレルギー事故と
異物混入事故は、
児童生徒の生命を危険にさらすことになる。
市教育委員会と校長会において定期的な
対策協議を行うなど、二度とこのような事故が発生することがないよう
再発防止に向けた取組の徹底を求めるものであります。
また、
学校給食費の
滞納者に対して、どのような対策を講じているのかとの質疑に対し、
滞納者には、まず学校から
電話催告を行い、納入されない場合は市から催告書を送付している。それでも納入がない場合は、
家庭訪問を行って納付折衝し、
分割納付についても促している。また、
児童手当を受給している世帯であれば、申出書を提出してもらい、給食費へ充当するなどの対策も講じているとの答弁がありました。
分科会の意見として、滞納額が次第に膨らんで高額となり、支払いが困難になる場合もあるため、滞納が高額となる前の
初期段階での手立ての検討を求めるものであります。
次に、議案第61号「令和2年度
諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、結論を出すに当たり述べられた賛否の意見として、反対の立場から、
国民健康保険料は毎年上がり続けているが、
国民健康保険料引下げのために
一般会計から繰入れがなされていないこと、
人間ドックの
負担割合が引き上げられたまま見直しがされていないことから、本議案には反対であるとの意見がありました。
また、賛成の立場から、低所得者への
保険料負担軽減のために
一般会計から繰入れがされていること、基金への積立など
国保運営の持続のため努力も認められること、また、特定健診受診者の約7割の方が代替としての
ミニ人間ドックを利用されており、本議案には賛成であるとの意見がありました。
挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により認定すべきとの結論に至りました。
次に、議案第62号「令和2年度
諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、結論を出すに当たり述べられた賛否の意見として、反対の立場から、この
制度自体が年齢で差別する制度と考えるため、本議案には反対であるとの意見がありました。
また、賛成の立場から、市として事業には適切に対応しており、制度の年齢に関する区分については必ずどこかで線引きをしなくてはならない厳しい状況もあるため、本議案には賛成であるとの意見がありました。
挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により認定すべきとの結論に至りました。
次に、議案第63号「令和2年度
諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、結論を出すに当たり述べられた賛否の意見として、反対の立場から、
介護保険は平成12年から始まった制度であり、
保険給付費の約半分を公費、残りを市民の
保険料で賄っている。
保険料は3年ごとに見直しが行われているが、
保険料が上がり続けていることから、本議案には反対であるとの意見がありました。
また、賛成の立場から、
長寿社会を迎え、要
介護状態となった方などが自立した
日常生活を営めるようにみんなで支えていこうという国民の
共同連帯の理念の下、始まった制度である。
保険料については、3年ごとの
介護報酬改定や
介護保険事業計画の
随時見直しにより算定しており、年々
上昇傾向にはあるが、計画に基づき適切に事業を遂行しているため、本議案には賛成であるとの意見がありました。
挙手採決の結果、冒頭報告しましたとおり、賛成多数により認定すべきとの結論に至りました。
最後に、議案第65号「令和2年度
諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、主な質疑及び意見としては、墓地の返還が増加し、
新規分譲が減少しているのは墓園の形態が今のニーズに合っていないのではないかとの質疑に対し、民間の墓園などを参考にどのようなニーズがあるか調査するなど、市民に求められている墓園を研究していきたいとの答弁がありました。
分科会の意見として、現状では
新規分譲の増加は見込めない。これからの墓園は新しい感覚でどうあるべきかを考えていかなければいけない。市民に選んでもらえる墓園となるように見直しを求めるものであります。
以上で、
教育厚生分科会長報告を終わります。(降壇)
5
◯委員長(津田 清君)[ 268頁]
次に、
経済建設分科会長。
6
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)登壇[ 268頁]
経済建設分科会長報告を行います。
当
分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」のうち歳出中
関係分、議案第66号「令和2年度
諫早市水道事業会計決算の認定について」、議案第67号「令和2年度
諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」及び議案第68号「令和2年度
諫早市下水道事業会計決算の認定について」につきましては、いずれも
全会一致により原案どおり認定すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑や意見等の主なものは次のとおりです。
まず、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」のうち、歳出中
関係分についてです。
主な質疑及び意見として、8
款農林水産費、2項農政費、
森山農村レストラン管理事業について、
森山農村レストランは、
指定管理者が不在で
維持管理費だけがかかる状態が7年以上続いているが、
対応状況はとの質疑に対し、この施設は国庫補助事業を活用して設置した施設である。施設の目的外使用をした場合、補助金返還が発生する可能性があるが、補助金等に係る予算の執行の適正化に関する法律に係る通知によれば、施設設置の目的に沿って通算10年間以上使用した後に新たな活用方法を盛り込んだ地域の活性化計画を策定することで、当初の施設の目的に縛られない弾力的な運用が可能となっている。しかしながら、施設が都市公園法の規制を受けるエリアに立地しており、設置する施設の用途に制限がある。補助金適正化法、都市公園法の両方を満たす施設を模索している状況であるとの答弁がありました。
事業者から施設を運用したいという問合せはあるのかとの質疑に対し、年間に数件の問合せがあっている。令和2年度においては就労支援事業所、スポーツ団体から問合せがあったが、先方が想定している利用形態と施設の目的が合致しなかったとの答弁がありました。
目的外の使用、用途の変更をした場合、補助金の返還額はどれくらいになるのかとの質疑に対し、3,000万円から4,000万円になると想定しているとの答弁がありました。
分科会の意見として、
森山農村レストランは、最後の指定管理が終了した平成26年3月から7年以上が経過するが、施設の活用がされていない状態が続いている。この間にも施設の老朽化は進行しており、今後に向けた早急な方針決定が必要である。この施設を
地域活性化に活用できるよう、条例の改正や国庫補助金の返還を含め、具体的かつ早急に検討するよう求めるものであります。
8
款農林水産費、3項農業振興費、農業次世代人材投資事業について、農業次世代人材投資事業に関する交付金について、約316万円の不用額が発生した要因はとの質疑に対し、2名の交付金新規採択予定者のうち1名が就農しなかったことと、3名の継続交付者について前年度の所得による交付金の減額が生じたことによるものであるとの答弁がありました。
8
款農林水産費、4項農村振興費、有害鳥獣被害防止緊急対策事業について、有害鳥獣被害防止緊急対策事業のうち捕獲活動支援事業において、市内にある5つの猟友会に対して捕獲活動に要する経費補助を行っているが、補助金の案分の根拠はとの質疑に対し、各猟友会の有害鳥獣の捕獲活動への従事者数で案分しているとの答弁がありました。
過去4年間の補助金の額に変動がないが、従事者数はどのように確認しているのかとの質疑に対し、従事者数は基本的に大きな変動がないものと考えている。各猟友会の会長に従事者数を確認して案分額を決定しており、捕獲奨励金の交付申請は市に対して行うため、市においても従事者を把握しているとの答弁がありました。
9款商工振興費、1項商工費、
新型コロナウイルス感染症対策緊急資金融資事業について、どのような業種の企業への融資がされたかとの質疑に対し、建設業が最も多く、次いで医療・福祉事業者、小売業、卸売業の順で融資しているとの答弁がありました。
9款商工振興費、1項商工費、
指定管理者緊急支援事務について、4施設の
指定管理者に対して
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響相当分の補助を行ったとのことだが、影響相当分の算出はどのように行ったのかとの質疑に対し、
指定管理者に聞取りをして令和2年度の
新型コロナウイルス感染症拡大に伴う影響の確認を行っており、過去数年間の経費等との比較を行い算出しているとの答弁がありました。
9款商工振興費、3項産業労働費、工業振興会館管理運営事務について、
指定管理者の事業計画における
利用者確保への取組に小・中学校への案内があったが、小・中学校の利用実績はとの質疑に対し、社会科見学として例年10件ほどの利用があり、諫早中核工業団地内の企業の製造品等に関する学びの場となっているとの答弁がありました。
10款建設費、1項建設費、生活基盤整備事業及び地域リフレッシュ事業について、生活基盤整備事業及び地域リフレッシュ事業に関する今後の予算要求の考え方について、今後は特定財源の検討を進めるなど、これまでの事業規模を継続できるよう事業内容の見直し等を行っているとあるが、見直しの内容はとの質疑に対し、これまで生活基盤整備事業及び地域リフレッシュ事業については市の単独事業として
一般財源を充当してきたが、令和3年度からは小長井地域の過疎地域指定に伴い、関係する事業の財源として過疎対策事業債を充当することとしたところである。今後、令和4年度から小長井地域以外で実施する事業についても一部を起債事業にできないか検討を行っているとの答弁がありました。
10款建設費、1項建設費、公共用地取得事務について、本明川ダム関係の事業用地取得の進捗状況はとの質疑に対し、令和2年度においては市道2路線が事業用地取得の対象となっている。市道赤水線においては対象の185筆のうち169筆を取得しており、取得率は91.4%、市道古場公民館前線においては、対象の26筆のうち23筆を取得しており、取得率は88.5%である。いずれも令和3年度内の取得完了を目指しているとの答弁がありました。
10款建設費、2項道路橋りょう費、堀の内西栄田線新設改良事業について、用地取得の進捗状況はとの質疑に対し、令和2年度末時点で取得率は87%であり、現在、残りの用地についても、随時、交渉を進めている。今後も粘り強く交渉を続けていきたいとの答弁がありました。
10款建設費、3項治水費、桜づつみ
管理事務について、桜づつみはどのように利用されているのかとの質疑に対し、周辺の住民に限らず、遠方から来られる方々も増えている。利用状況としては、ウォーキングやジョギング等での日常的な利用のほか、隣接する諫早小学校の授業や学校行事、また恒例行事である市民ウォーキング大会やボランティア団体の活動場所としても、幅広く利用されている。最近では、キャンプでの利用も増えているとの答弁がありました。
10款建設費、6項住宅費、市営住宅
管理事務について、市営住宅の住宅使用料の
滞納者は72人ということであるが、
滞納者にはどのような対応をしているのかとの質疑に対し、
滞納者への対応として、年4回の徴収強化月間を設け、電話などで催促し、状況を確認している。支払計画を立ててもらい、早期に
滞納解消を図るよう交渉をしている。また、現在入居中の方で電話連絡が取れない場合は、直接住宅を訪問し対応を図っているとの答弁がありました。
10款建設費、7項諫早駅周辺整備費、諫早駅東地区第二種市街地再開発事業について、長崎都市計画事業諫早駅東地区市街地再開発審査会が1回開催されているが審査の内容はとの質疑に対し、当審査会では管理処分計画の決定・変更等について審査を行っている。再開発ビルの共用部分の面積に変更が生じ、管理処分計画に定める各区分所有者の共有持分を変更する必要があったことから、審査会を開催したものであるとの答弁がありました。
13款災害復旧費、1項農林水産災害復旧費、農地農業用施設災害復旧事業(現年災)について、222カ所の災害復旧箇所全てが翌年度繰越となっているが、現在の
対応状況はとの質疑に対し、222カ所を29件に分けて工事を実施している。うち11件が契約済みであり、11件が入札手続中であるとの答弁がありました。
次に、議案第66号「令和2年度
諫早市水道事業会計決算の認定について」、主な質疑として、漏水調査業務委託により285件の漏水箇所が発見されているが、修繕を行った件数はどれくらいかとの質疑に対し、業務委託で発見された285件のほかにも、職員による調査、検針員による発見、市民からの情報提供等により、合わせて596件の漏水箇所を特定し、修繕を実施したとの答弁がありました。
次に、議案第67号「令和2年度
諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」、主な質疑として、工業用水の需要量増加に対応した取水能力は確保できているのかとの質疑に対し、休止井戸や新幹線トンネル工事による湧水等の活用により、水源確保のめどが立ったことから、令和2年度から取水場や送水施設の整備等に取り組んでいるとの答弁がありました。
最後に、議案第68号「令和2年度
諫早市下水道事業会計決算の認定について」、主な質疑として、公共下水道事業は黒字だが、それ以外の集落排水事業等は赤字となっているのは接続率が影響しているのか。また、今後の効率化に向けた取組は検討されているのかとの質疑に対し、特定環境保全公共下水道事業や集落排水事業は、人口の密集度が比較的低いため、1戸当たりの整備費用が高く、事業効率が低下することが大きく影響している。今後は処理場の更新時期を見据えて、施設の統廃合などを検討していくとの答弁がありました。
以上で、
経済建設分科会長報告を終わります。(降壇)
7
◯委員長(津田 清君)[ 270頁]
質疑受付のため、しばらく休憩いたします。
午前10時53分 休憩
午前11時2分 再開
8
◯委員長(津田 清君)[ 271頁]
休憩前に引き続き全体会を開きます。
これより各
分科会長の報告に対し、一括して質疑に入ります。
9 ◯中野太陽君[ 271頁]
教育厚生
分科会報告について、委員長にお尋ねいたします。
内容は、議案第61号、62号、63号、そして64号になるのですが、まず、61、62、63については、報告の中に賛成・反対の討論、意見は出されているのですが、質疑、そして答弁、こういったものが載っておりません。質疑が、そして、そういう内容がなかったのかどうかを、確認したいと思います。
あと、64号については、報告すらありませんので、こちらは答弁、質疑何もなかったのかなというふうに感じますが、そこら辺をお答えいただきたいと思います。
10
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)[ 271頁]
中野議員の御質問にお答えいたします。
議案第61号、議案第62号、議案第63号に関して、反対意見、賛成意見とありますが、当然、この件に関しての委員会の質疑、答弁はあっております。その質疑、答弁を基に、この意見として報告させていただきました。
あと64号に関して、質疑等ありませんでした。
11 ◯相浦喜代子君[ 271頁]
それでは、
教育厚生分科会長に御質問いたします。
報告書2ページでございます。
この中の6
款福祉費、1項
地域福祉費、
民生委員活動援助事業についてでございます。
この中で、答弁の中で県において
民生委員の
定数見直しが検討されている。その中で、本市においても
定数削減の提案を受けたということになっておりますが、県からの
定数削減の提案というのが、定数が322名なのですが、これに対して1割削減とか、もしくは何名削減してくれという御提案で数字が出されているのか、出されているとすれば、その数字をお尋ねします。
また中段、意見の中では、ボランティアではなく
有償制度にするなど成り手不足を解消されるような云々ということで意見が出されておりますが、決算としては2,300万円程度の補助が出されておりますので、何かしらこの
民生委員の活動については出ているのではないかと思うのですが、お一人当たり、大体幾ら年間で出ているのかお尋ねいたします。
12
◯教育厚生分科会長(
湯田清美君)[ 271頁]
相浦委員の御質問にお答えいたします。
民生委員の件です。県から36名の減を提案されたということで、その提案を受けて、各自治会に聞いたところ、どの自治会からも反対が出て、市としては、削減は考えていないという御答弁でした。
それから、
民生委員の活動費についてなのですけれど、一律、県が5万9,000円、市が5万9,000円として出されているという答弁でした。
13
◯委員長(津田 清君)[ 271頁]
ほかになければ、これをもって質疑を終結いたします。
討論はこの後の本会議で行うこととしておりますので、本委員会では省略をいたします。
これより、議案ごとに順次採決に入ります。
まず、議案第60号「令和2年度
諫早市一般会計歳入歳出決算の認定について」採決をいたします。
議案第60号に対する各
分科会長報告は認定すべきものであります。各
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と言う者あり)
14
◯委員長(津田 清君)[ 271頁]
異議がありますので、挙手により採決いたします。
各
分科会長の報告どおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
15
◯委員長(津田 清君)[ 271頁]
挙手多数。よって、議案第60号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第61号「令和2年度
諫早市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」採決をいたします。
議案第61号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と言う者あり)
16
◯委員長(津田 清君)[ 271頁]
異議がありますので、挙手により採決いたします。
分科会長の報告どおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
17
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
挙手多数。よって、議案第61号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第62号「令和2年度
諫早市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」採決いたします。
議案第62号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。各
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と言う者あり)
18
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議がありますので、挙手により採決いたします。
各
分科会長の報告どおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
19
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
挙手多数。よって、議案第62号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第63号「令和2年度
諫早市介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」採決いたします。
議案第63号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。各
分科会長の報告とおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」「異議あり」と言う者あり)
20
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議がありますので、挙手により採決いたします。
分科会長の報告どおり認定することに賛成の諸君の挙手を求めます。
(賛成者挙手)
21
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
挙手多数。よって、議案第63号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第64号「令和2年度
諫早市駐車場事業特別会計歳入歳出決算の認定について」採決いたします。
議案第64号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。各
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
22
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議ありませんので、議案第64号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第65号「令和2年度
諫早市墓園事業特別会計歳入歳出決算の認定について」採決をいたします。
議案第65号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
23
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議ありませんので、議案第65号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第66号「令和2年度
諫早市水道事業会計決算の認定について」採決いたします。
議案第66号に対する各
分科会長報告は認定すべきものであります。
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
24
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議ありませんので、議案第66号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第67号「令和2年度
諫早市工業用水道事業会計決算の認定について」採決をいたします。
議案第67号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
25
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議ありませんので、議案第67号は認定することに決定いたしました。
次に、議案第68号「令和2年度
諫早市下水道事業会計決算の認定について」採決いたします。
議案第68号に対する
分科会長報告は認定すべきものであります。
分科会長の報告どおり認定することに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
26
◯委員長(津田 清君)[ 272頁]
異議ありませんので、議案第68号は認定することに決定いたしました。
お諮りいたします。予算決算委員長報告につきましては、委員長に御一任いただくことに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
27
◯委員長(津田 清君)[ 273頁]
異議ありませんので、そのように取り計らいます。
次に、
予算決算委員会において議決されました案件について、その条項、字句、数字のその他の整理を要するものがありました場合、その整理を委員長に委任されたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
28
◯委員長(津田 清君)[ 273頁]
異議ありませんので、これら整理を要するものにつきましては、委員長に委任することに決定いたしました。
これをもって、
予算決算委員会・全体会を閉会いたします。
午前11時14分 閉議
午後1時36分 開議
29
◯委員長(津田 清君)[ 274頁]
ただいまから
予算決算委員会・全体会を開会いたします。
先ほど本会議で
予算決算委員会に審査を付託されました議案第69号につきましては、お手元に配付しております
分科会日程表のとおり、経済建設
分科会で審査を実施していただきます。
分科会開催のため、しばらく休憩します。
午後1時37分 休憩
午後3時30分 再開
30
◯委員長(津田 清君)[ 274頁]
休憩前に引き続き全体会を開きます。
議案第69号を議題とし、これより
経済建設分科会長の報告を求めます。
31
◯経済建設分科会長(
北坂秋男君)登壇[ 274頁]
経済建設分科会長報告を行います。
当
分科会が審査した議案及び結論につきましては、提出された
関係資料を基に慎重審査した結果、議案第69号「令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第8号)」について、原案どおり可決すべきとの結論に至ったところです。
なお、審査の過程における質疑の主なものは、次のとおりです。
議案第69号「令和3年度諫早市
一般会計補正予算(第8号)」に関する主な質疑として、歳出の9款商工振興費、1項商工費、事業継続支援給付金事業、予算額1億4,000万円について、給付対象事業者の件数について、売上高の減少率が30%以上50%未満を300件、20%以上30%未満を380件の、合わせて680件と見込んでいるとのことだが、その根拠は、との質疑に対し、30%以上50%未満の300件については、長崎県の補助事業における本市分の想定件数である。また、20%以上30%未満の380件については、本年1月20日から2月7日までの19日にわたって要請された飲食店等への営業時間短縮及び不要不急の外出・移動の自粛により影響を受けた事業者への事業継続支援給付金において190件の給付実績があったことから、これを参考に今回は8月10日から9月12日までの34日間であり、前回の2倍近くの期間にわたり、同様の要請がなされたことから影響を受けた事業者も倍増すると考え、380件と見込んだところであるとの答弁がありました。
以上で、
経済建設分科会長報告を終わります。(降壇)
32
◯委員長(津田 清君)[ 274頁]
質疑受付のため、しばらく休憩いたします。
午後3時35分 休憩
午後3時35分 再開
33
◯委員長(津田 清君)[ 274頁]
休憩前に引き続き全体会を開きます。
これより
経済建設分科会長の報告に対して、質疑に入ります。
(「なし」と言う者あり)